活動情報
2026年6月・東京リアルセミナー開催レポート 〜伝え方、届け方、見せ方を強化する〜
6月21日、東京にて情報変換ヒーラー養成プログラムのリアルセミナーを開催いたしました。
北は北海道から南は九州まで、全国各地より50名を超える受講生の皆様にお集まりいただきました。それぞれが日々の臨床を抱えながら、貴重なお時間を割いてこの場に足を運んでくださったこと、まずは心より御礼申し上げます。
会場に一歩入った瞬間から、これは良い一日になるという確かな予感がありました。皆様の表情に「学びたい」という熱がはっきりと表れていたからです。
リアルセミナーだからこそ伝えられること

情報変換ヒーリングの学びは、オンラインでも多くのことをお伝えできます。理論、原理、施術の組み立て方。これらは映像や資料を通じて十分に習得していただける領域です。
しかし、どうしてもリアルの場の方が伝わりやすいものがあります。
それは「間合い」であり「空気」であり、身体を通して伝わる微細な感覚です。私が実際に施術している際の身体の使い方、視線の置き方、呼吸の合わせ方。こうしたものは、同じ空間で目の前にしていただくことで初めて腑に落ちるものだと考えております。
今回のセミナーは、その部分に徹底的に時間を使いました。
実際の施術の流れを一つひとつ確認する
まず取り組んだのは、施術の流れ全体を通しで確認することです。
クライアントが部屋に入ってこられた瞬間から、施術が終わってお帰りになるまで。その一連の流れの中で、どこにどのような意図を置いているのか。何を観て、何を判断し、何を選択しているのか。
普段は当たり前に行っている一つひとつの動作を、あえて分解して言語化しながらお伝えいたしました。
受講生の皆様からは「流れの中にこれだけの意図が込められていたのかと驚いた」という声を多数いただきました。技術の断片を覚えるのではなく、一本の流れとして掴んでいただくこと。これが今回の大きなテーマの一つでした。
技術以上に大切な「伝え方」
情報変換ヒーリングにおいて、技術の精度が重要であることは言うまでもありません。しかし私が長年の臨床の中で痛感してきたのは、それ以上に「伝え方」が結果を左右するという事実です。
同じ施術を、同じ精度で行ったとしても、クライアントへの伝え方が変われば受け取り方はまるで違うものになります。
どのような言葉を選ぶのか。どのタイミングで伝えるのか。何を先に伝え、何をあえて伝えないのか。
言葉には情報が乗ります。そしてその情報は、クライアントの身体に確実に届きます。だからこそ、私たちは自分が発する言葉に対して自覚的でなければなりません。
今回のセミナーでは、実際の臨床でよくある場面を想定しながら、具体的な言葉の選び方をお伝えいたしました。抽象論ではなく、明日からそのまま使える形に落とし込むことを意識しております。
体感していただくための流れの設計

クライアントに変化を体感していただくこと。これは施術者にとって極めて重要な仕事です。
なぜなら、体感がなければクライアントは自分に何が起きたのかを認識できないからです。実際には変化が起きているのに、それが自覚されないまま終わってしまう。これほどもったいないことはありません。
体感は偶然生まれるものではなく、設計するものです。
どの順序で施術を組み立てるか。どのタイミングで確認を入れるか。どの部位から変化を感じていただくか。これらを意図的に設計することで、クライアントの納得感は劇的に変わります。
この「設計」という視点は、多くの受講生にとって新鮮な気づきとなったようです。
反応のポイントを見極める
施術中、クライアントの身体には様々な反応が現れます。
呼吸の変化、表情の緩み、身体の微細な動き、皮膚の質感。こうしたサインを読み取ることができるようになると、目の前で何が起きているのかが手に取るようにわかるようになります。
そして重要なのは、その反応をどう解釈し、次の一手にどう繋げるかです。
今回は特に、見落とされやすい反応のポイントを重点的にお伝えいたしました。「言われてみれば確かに起きていた」という気づきを得た受講生が多く、実際の練習の中でも反応を捉える精度が目に見えて上がっていきました。
みっちりと実践、そして変化
セミナーの中心に据えたのは、とにかく実践です。
ペアを組んでの練習を何度も繰り返し、その場で一組ずつフィードバックをお伝えしながら進めていきました。私自身も会場を回り続け、手の位置、身体の向き、声のかけ方まで細かく調整させていただきました。
すると、回数を重ねるごとに皆様の手技が明らかに変わっていきます。
最初はぎこちなかった動きが滑らかになり、迷いのあった判断が明確になり、クライアント役の方から「変わりました」という声が上がる。その瞬間、会場のあちこちで小さな歓声が起こりました。
変化が起きると、場の空気は軽くなります。
午後に入る頃には、会場全体が楽しく明るい雰囲気に包まれていました。習得への実感が湧いてきたのでしょう、目を輝かせながら次の練習に向かう受講生の姿があちらこちらで見られ、私自身も大きなエネルギーをいただきました。
習得とは、頭で理解することではなく身体で掴むことです。その感覚を今回持ち帰っていただけたのであれば、開催した意味は十分にあったと感じております。
懇親会でのつながり
セミナー終了後には懇親会を開催いたしました。
普段はオンラインでしか顔を合わせることのない仲間同士が、直接テーブルを囲んで語り合う。日々の臨床での工夫、うまくいかない場面での悩み、クライアントとのやり取りで感じていること。実に濃密な情報交換が、あちらこちらで自然と生まれていました。
地域も経歴も異なる方々が、同じ志のもとで繋がっていく。この光景を見るのが、私にとって何よりの喜びです。
技術は一人でも磨けますが、continuing の力は仲間から得られるものです。今回生まれたつながりが、これからの皆様の支えになることを願っております。
最後に
ご参加いただいた50名を超える皆様、そして運営を支えてくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
情報変換ヒーリングは、学べば学ぶほど奥行きが見えてくる技術です。今回お伝えした内容も、決して到達点ではありません。皆様がそれぞれの現場で実践を重ね、自分のものにしていく中で、また新たな景色が見えてくるはずです。
その過程を、これからも共に歩ませていただければ幸いです。
次回のリアルセミナーでも、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
濵澤知宏
